インターネット公道論 | いまのままぢゃダメだ! ・・たぶん。

インターネット公道論

mixiで書いてた文章ですけどね。

ネットで惹き起こされる様々な問題
振り込め詐欺的な行為、ネットで知り合って騒ぎを起こす(暴力、自殺)、HPへの過大な負荷をかけ威力妨害、、。
これら、さまざまな社会問題が報道されています。
また報道されないくらいの小さな諍(いさか)いや、衝突、いやがらせも随分と起きていることでしょう。

これらは、もともとリアルな社会においてあったものが、ネットという社会にそのまま持ち込まれただけです。

よく僕が引き合いに出す例えは、「ネットとは公道です」です。
公道でお金をみせたりしたときに、悪いやつがたまたま見ていたらひったくってやろうかな?と思うことは容易に想像つくわけです。
ただ、ネットは、そこが治安がよい地域なのか、悪い地域なのかが、良く分からないから。土地勘があまりないから、わからないから、お金を見せてしまったりしてしまう。

ネットにはネットの財布の持ち方がある、ということです。

ネットには、暗がりがたくさんあります。
いわゆる人の目が届かない場所が、たくさんあります。
大勢の人が行き来するTOPページの下に、こっそりと秘密のタムロ部屋を用意することは非常に容易です。

リアルな社会でも、夜の盛り場に子供がいないかと、PTAなどが組織だって見回りをしたりしています。
ネットでは、そんなことをしていても全く手が足りません。
焼け石にスポイトで水をかけているようです。

またネット上での情報の流通については、リアルでの何倍も効率がよくなっています。

迷惑メールがあります。これは悪用した例ですが、1通あたりの情報配布コストは郵便や電話を使った場合の何十分の一でしょう。

バナー広告の例のように、WEBに情報掲載した場合、不特定多数への伝達は容易に行われます。